旅ログ

徒歩、バイク、クルマで地の果てを目指す旅の記録

バイクの旅#23-5初めての日本一周四国編

ビジホのありがちな朝食を食べ、9時に宿を出る。

最初の目的地は、長尾寺 別にここが有名なお寺というわけではなく、単に四国内のお寺の1/88に過ぎないと思う。ただ、昔、自分のおじいちゃんが戦争に行くときに、このお寺の境内のゴミ箱の上に立って「出征して参ります」的な宣言をしたという、大したことない話の舞台となった場所なのだ。

せっかく来たので記念におみくじを買う。小吉なのに悪いことしか書いてなかった。500円もしたのにー。そんな事をしている自分の前を、菅笠を被って金剛杖をついたリアルお遍路さんが通り過ぎて行った。お遍路コスチュームの人が普通に街中を歩いているのが四国。

徳島の市街地に、阿波踊り会館がある。 建物内はホールになっていて、最上階からは、裏の眉山に登るロープウェイが出ているという変わった建物。ここで生の阿波踊りが観れるということだが、 残念ながら公演してなかった。

徳島を南に下り、四国最東端を目指す。 こんな感じの道が延々と続く。

四国最東端、かもだ岬に到達。ここを最東端とする?いや、四国の端はここが最後だし、頑張って灯台まで歩くか。 最後に激坂が待っている。 階段を上り始めてガチで後悔した。息も絶え絶えに階段を登る。そんな自分の横をおじいさんが軽快に抜いていった。

灯台からの眺めは最高。灯台の前で健脚おじいさんに記念写真を撮ってもらいました。

来た道を徳島に戻る。途中、うどん屋があったので入る。 看板をよく見るとかりーうどん かまたまーると書いてある。1番人気らしいカツカレーうどんを食べる。 めちゃくちゃ美味しかったのだが、なぜ四国まで来てカレーうどんを食べてしまったのかという後悔は残った。

いよいよ四国を離れる時が来た。 大鳴門橋。この橋を渡って四国を離れるのだ。しかし、その前にすべきことがあった。

この大鳴門橋の下には遊歩道があり、そこから、鳴門の渦潮を見ることが出来る。 橋の下を遊歩道が真っ直ぐ通っている。上の車が通るのに合わせて橋全体が揺れるのでこわい。さらに、この遊歩道は、ところどころ床がガラスになっていて、そこから渦潮を観察できる。 完全にタマヒュンポイントです。ありがとうございました。 そんな奴おらんわ。

大鳴門橋を渡って四国を離れ、淡路島へ。高速を降りて、淡路島の西側を走る。

北淡震災記念公園。1995年の阪神・淡路大震災震源地となったこの場所に、断層が展示してある。展示室は営業終了していた。 こういう誰得モニュメントが大変良い。

この淡路島の西側は観光地されていて、 サンリオピューロランドみたいなのもあった。

道の駅あわじから明石海峡大橋を望む。向こう側は本州だ。

ここまでの経路。

さて、もうすぐ日も暮れる。今から明石海峡大橋を渡り、阪神高速、中国縦貫道、名神新名神、伊勢湾自動車道、新東名を使って、一気に家に帰ろう。

26時に帰宅。 本日の走行距離 780km