旅ログ

徒歩、バイク、クルマで地の果てを目指す旅の記録

バイクの旅#25-5初めての日本一周中国編

本ツーリング初のビジホの朝食。 食べて9時に宿を出た。

外は曇天で路面が濡れているが、雨はもう降らなそうな感じ。日本海側を東に向けて走る。

浜田市光西寺。ひいおばあちゃんの出生地で、自分の遠い先祖はここに眠っているはず。なのだが、いつ来ても正面入り口?が閉まっていてお参り出来ず、併設されている保育園の保育士に不審な目で見られるという悲しい現実があぅた。

世界遺産石見銀山。その坑道跡である龍源寺間歩に行こうと思ったが、 ここから先2.3kmは歩いて行く必要があり、しかも入れる坑道は相当短いようなので諦めた。

すぐ隣の五百羅漢へ。 五百羅漢って実家の近所にもあるんだけど、ここは世界遺産みたい。 本堂はとても静かで、どこからともなくお坊さんのお経の声が聞こえてきて、とてもいい雰囲気。中に入ると胎内くぐり(ご本尊の下をくぐる)が出来る。胎内くぐりをすることで、アルコールとか弱い自分とかとにかく嫌なことから縁を切れるという。「宝くじが当たって仕事と縁を切れますように」とお祈りしながら胎内くぐりをしました。本堂を出ると、 いやお経の正体スピーカーかい。本堂の向かいにある五百羅漢は確かに迫力満点で、こんだけ仏像作れば飢饉とか疫病とかなくなるやろ的な執念を感じさせる。また、五百羅漢信仰は全国各地にあるみたいで、勉強になりました。

石見銀山世界遺産センターに寄ると、入り口でおばちゃんがキャッチをしている。 普段は公開していない大久保間歩(もう一つの坑道跡)に行けるツアーをやっているという。2時間かかるのは痛いけど、この機会を逃したらもう二度と石見銀山の坑道跡に入ることは無さそうなので、ツアーに参加することにした。

美味しいものを飲みながらツアー開始を待つ。入り口ではキャッチのおばちゃんがめちゃくちゃ仕事しており、次々と参加者を増やしていった。

ツアー開始。ツアーガイドのおじいちゃんが手作りの資料を見せながら紙芝居形式で説明してくれる。 普通に面白い。大久保間歩へは、バスに乗った後、山道を歩く。 いよいよ坑道へ。 入坑する前にヘルメットとヘッドライト、長靴を装着する。内部は照明がなくて完全に真っ暗。 こんな感じで進んでいく。 おじいちゃんが全て説明してくれる。 江戸時代の手掘りの坑道は幅60cm高さ120cmだったこと。この坑道は明治時代の再開発で発破して現在の形に広がったこと。坑道を掘り進めて鉱脈を見つけるのは職人の仕事で、決して罪人の仕事ではなかったこと。江戸時代のころの木製のハシゴがそのままの形で残っていること。ここの水溜りにしか生息していない希少なエビがいること。等々。 そしてこれ、明治時代のトロッコの枕木と、そこに残されたレールを固定するためのドイツ製の釘(ドッグスパイク)で、現存するものとしては最古のものらしい。去年のブラタモリ収録の際にタモさんが一番凄いって興奮した遺構らしい。確かにタモさん喜びそう。でもその部分は丸々カットされたとのこと。確かにマニアック過ぎるしな。そんなこんなで大変に充実したツアーでした。ガイドさんがいると見方が変わってとても良かった。

その後、島根といえば、のあの場所へ。 いやはや、でかいなー。 とにかくでかい。 前回訪れた時は本殿まで入れなかった気がする。ので今回初めての参拝となりました。

島根は他にも行きたい場所がいくつかあったんだけど、今回は諦めて鳥取方面へ。

江島大橋、通称「ベタ踏み橋」。斜度の大きな橋で有名なんだけど、そこまで大きくはなかった。

鳥取県に入る。今夜はアパホテル鳥取駅前に泊まる。 初のアパホテル 内部は普通のビジホだけど、この部屋は広かった。テレビはアパホテルオリジナルコンテンツが流れていて、大手な感じはある。 折り鶴が置いてあるのが特徴なのかな。

鳥取の夜は早い。この時間に空いてたラーメン屋に適当に入る。 牛骨ラーメン。珍しいね。

そんなこんなで、今日はおしまい。 本日の走行距離 317km