旅ログ

徒歩、バイク、クルマで地の果てを目指す旅の記録

バイクの旅#25-2初めての日本一周中国編

8時に目覚めて外に出るとめっちゃ晴れていて暑い。今日は暑さの戦いになるかも知れない。昨夜泊まったコンテナホテルの裏側を見ると、 ナンバーもちゃんと付いていて、紛れもないトレーラーハウスだった。建物が建てられない土地(市街化調整区域など)の安い土地にこういうのを置いて住むのは、アメリカだと白人貧困層、日本だと変人だけだけど、憧れる。

せっかく福山市に泊まったので、沼隅半島を回る。その先端にあるのが、阿伏兎観音。 断崖絶壁に建っているタイプのお堂。 こんな感じの階段を登っていくと、 瀬戸内海の島々を望む絶景が!みたいな。 足元の床が全て海側に傾斜していて、下を見ると超絶怖いポイントでした。なお、お堂には、 あ、安産祈願のお堂なんですね。

続いて、昭和過ぎる遊園地、みろくの里に寄った。 ちびっこコースターいもむし君に乗りたかったのだが、入場料取られるので入るのは諦めた。なお、プール目当て?の子供たちがたくさんいました。 昭和の飲み物を飲んで、次の目的地へ。

福山市は満喫したので、一気に広島の中心部へ。呉市アレイからすこじま。ここは、海上自衛隊の基地?になっていて、潜水艦が停泊している。 潜水艦って思ったよりも小さいのね。水面下の部分は大きいのかも知れないけど。 ドローン飛ばしたら死刑、みたいなことが書いてある。

呉市には他にも大和ミュージアム、てつのくじら館など面白いスポットがあるんだけど、以前に寄ったことがあるのでスキップして次へ。

平和記念公園。広島は何度も通過してるのに、一番有名なここに寄ったことはなかった。

資料館の建物でかい。めっちゃでかい。内部の展示も全て撮影可とのこと。 いやいやエグすぎてここから先の展示物は撮影出来ないっすわ。展示は想像よりも淡々としていて、中立的な立場を保っている感じ。だけど、起きた事象があまりにも大きすぎるので、余計な演出がなくても凄惨すぎる。まじで涙出た。 展示の折り返し地点の休憩所。みんなテンションダダ下がり。泣いてるし。ていうか、客の半分くらいが外国人、しかも欧米っぽい人たちが沢山いる。円安やばい。

広島市街には路面電車が走っている。せっかくの広島なので、広島風お好み焼きの名店、みっちゃん総本店八丁堀本店で遅い昼食。 ここにも欧米人が。ヤキトリにトライしようぜ、みたいな話をしている。 島風お好み焼き頂きました。

山口県岩国市に入る。錦帯橋っていう木製のアーチの連なった橋が有名みたい。 橋を眺めながら、ふわふわとは正反対のゴリゴリのかき氷を食べる。 かき氷の売店のおっちゃんが、昭和25台風の水害で橋が流される瞬間の写真を見せてくれた。その頃から創業してるこの売店すげーよ。

このすぐ近くの山の上に岩国城があって、ロープウェイで登ることが出来る。 ロープウェイで山頂へ。そこからしばらく歩くと、 岩国城。中に入ると、 RC造の立派な建物でした。リアル天守のような迫力はないけど、いい感じ。展示物はほとんど刀剣なのでつまらん。 天守閣から錦帯橋が見える。

17時になったため、今日は岩国市内のビジホに泊まる。 シティホテル安藤、名前からもう昭和な感じで大変良い。 内部も昭和で大変良い。

岩国駅の大通りは19時を過ぎるとほとんど閉まっている。

宿の隣のビルのマッサージ屋さんでマッサージしてもらう。19時半に予約したんだけど、店主?のおじさんがレジのトラブルでずっとテンパっていて、30分近く待たされた。いざ始まると、もみほぐしのコースだったんだけど途中から紙パンツに履き替えさせられ、オイルを塗られ、身体中をゴリゴリされました。なんていうか店主のおじさんめっちゃいい人なんだけど終始テンパってた。去年の3月に独立してお店をやってるみたいなんだけど、独立しない方が良かったと思う。

マッサージが終わる頃には商店街のお店はほとんど閉まっていて、唯一空いていたラーメン屋に入る。 辛麺が売りなんだけど日和ってしまい小辛にしました。 カルビクッパみたいなスープ。もうちょい辛くても良かったわ。

こんなこんなで広島は終了。 本日の走行距離 216km