旅ログ

徒歩、バイク、クルマで地の果てを目指す旅の記録

バイクの旅#24-2初めての日本一周近畿編

8時半に宿を出る。伊勢といえば伊勢神宮。めちゃくちゃ混んでそうなのでスルーも考えたがバチが当たりそうなのでお参りする。バイクを路駐したところがたまたま赤福の本店の裏だった。 ここ、赤福の本店。まだ9時前なのにめっちゃ並んでる。 本店で赤福を頂きました、ということが大切。 この周辺はおかげ横丁という古い街並みが残っていて雰囲気がすごく良いんだけど、調べたら、株式会社赤福が作ったそれっぽいテーマパークだった。知らない人多いんだろうな。 伊勢神宮に入る。境内はアホほど広く、正宮って書いてある方向に向かってひたすら歩く。 この石段の先が、正宮。正宮は撮影禁止になっていたのだが、うそやんていうくらい小さな建物にでかいお賽銭箱がドンと据えてあってびっくりした。まじで小さいよ正宮。ただし、その先、入れないところに建物があったので、お金を払った人のみ真の正宮に入れるのかも知れない。 有料道路を通って、伊勢神宮の東の朝熊山を登る。 山頂にはポストがあって、こんな感じのフォトスポットになっている。まぁ、こういう感じの。ほうきに跨る勇気が出なかったので早々に退散する。

次は志摩市の横山展望台へ。山頂の駐車場にはバイクは入れないらしくおっちゃんにめちゃくちゃ怒られた。仕方なく下の駐車場に停めて階段を登る。階段はずっと上まで続いていて息が上がり、アップルウォッチが「ワークアウト中ですか?」と聞いてくる。隣のおばちゃんが「えらいわ〜」と言っていて、関西圏に来たことを実感する。 こんな感じのスポットだった。景色は良いけど人も多いね。

海沿いに南下すると、観光地の雰囲気が無くなり、見慣れた日本の農村地帯になった。途中、伊勢うどんが食べたくて適当に食堂に入る。 南伊勢町の小さな漁港にある大衆食堂。田舎の何でもない食堂なんだけど、昔、映画のロケ地になった場所みたい。地元の人はみんな中華そばとカツ丼を頼んでるんだけど、自分は伊勢うどんを注文する。 伊勢で伊勢うどんを頂きました、ということが 大切。

海沿いの隘路をさらに南に下る。道の駅紀伊長島マンボウにて、マンボウの串焼きを食べる。マンボウ食べてもええんか? 歯応えのある白身魚で、何だろうちょっとアンモニア臭い感じ?が食用でないことを感じさせる。

さらに海沿いに南下。 鬼ヶ島に到着。ここ、世界遺産らしい。 奇岩が鬼っぽいから鬼ヶ島なのか?あの有名な桃の息子は無関係っぽい。テラスの椅子で休んでいると、熊野が好き〜という謎の歌謡曲がどこからともなく流れてくる。本州最南端は近い。

鬼ヶ島のすぐ近くにまた世界遺産があった。 日本最古の神社であり、日本神話のルーツを自称するここ花の窟、その正体は、 でっかい岩というか、崖だった。

熊野川を渡って和歌山県に入る。本当は那智の滝まで足を伸ばしたかったが間に合わなかったので、手前の紀伊勝浦で泊まることにした。時間が早かったので駅周辺を散策する。 寂れた商店街がいい感じ。知らなかったんだけどここ勝浦漁港は生鮮マグロの水揚高が日本一らしく、マグロのお店が並んでいる。 紀伊勝浦の有名店らしい竹原で夕食。マグロ定食食べる。 貧しい舌の俺でも分かる、まじでうまいマグロを頂きました。大切。 昭和の喫茶店にも入った。18時を過ぎるとどこからともなく鐘の音が聞こえてきて、とてもいい感じ。 今日の宿はホテル&レンタカー660というホテル。レンタカー業もしてるホテルって珍しいね。建物は古いけど部屋は広いし中には温泉もあって最高。 本日の走行距離 213km