旅ログ

徒歩、バイク、クルマで地の果てを目指す旅の記録

バイクの旅#23-2初めての日本一周四国編

よくあるバイキング形式のビジホの朝食。

カレーとおでんがあるのは珍しくない?大変美味しく頂きました。

二度寝してしまい10時に宿を出た。

しまなみ海道。瀬戸内海の芸予諸島を島沿いに繋ぐ自動車専用道路。それぞれの橋には自転車歩行者専用道路が併設されていて、チャリダーの聖地になっている。尾道から愛媛県今治市まで、この道を抜けていく。

側道はチャリダーが走っている。

こんな感じの橋が続く。この風光明媚な景色を写真でお伝えできないのが残念、と言いたいところだけど、この写真で伝わるくらいの感じ。

四国側から橋を望む。えひめ感動の地20選の一つ。そこまでの感動はない。

今治市から海岸沿いに西に向かって走る。左手には単線の鉄道、右手には海、その先には島嶼が見える。

こっちの方が風光明媚やん。めっちゃ良い感じですわ。

そんなこんなで、松山市道後温泉本館に到着。

ここ、夏目漱石が入ったとか、千と千尋の舞台になったとか、色々有名な日本最古の温泉らしい。めっちゃ混んでいて、整理券を配っている。今からだと17時半とのことで、入湯は諦めた。

道後温泉の街中を少し走ったけど、鄙びた温泉街の雰囲気がすごく良いので、ゆっくり観光したい場所だと思った。なお、道後温泉のすぐ裏にも別の、ちょっとアレな温泉郷が隣接している。

松山市内は路面電車が走っている。

次、伊予松山城。現存12天守のひとつらしい。

天守閣へはロープウェイかリフトを使う。

ロープウェイとリフトが並走しているのは珍しい。コロナなのでリフト推奨だって。

結構でかい。

現存天守あるあるなんだけど、階段が逆バリアフリー仕様。

大きさも、混雑具合も良い感じのお城でした。

気がついたら伊予柑ソフト2回食べていたので、これを昼飯とする。

松本市をクリアしたのて、今度は四国最西端を目指す。

予讃線灘駅

海が綺麗に見える無人駅。でもめっちゃ観光客?がいて、フードカーも来ている。

すごくいい感じなんだけど、観光客がいるのが残念。まぁ自分も観光客なんだけど。

四国最西端の佐田岬に向かって走っていると、唐突にこんな看板が。

うみのメロディが聴こえるという。メットのシールドを開けて走ると……聴こえたwロードノイズが「日がしーずーむー」のメロディを一瞬奏でた。一瞬で終わった。ワンコーラスだけだった。

その後、道の駅的な場所に寄る。

こんな辺鄙な地に、青色LED開発してノーベル賞取った日本人の記念碑があった。今にも青色に光りそう。隣接する大きな建物内にパネル展示があるというので期待して入ると、

このパネル一枚だけw結構凄い人のはずなのにこの扱いは雑やなー。

そして遂に、四国最西端、佐田岬に到達。

真の最西端はここから1.6km歩かないと到達できないみたいなので、ここを最西端とする。

四国最西端の灯台と、対岸の九州が見える。

時刻は18時を回り、そろそろ日が暮れそう。来た道を急いで戻る。八幡浜市に戻る頃には夜になっていた。ここ八幡浜には、八幡浜ちゃんぽんという、長崎ちゃんぽんとは違うちゃんぽんがあるらしい。その有名店がここ。

19時を過ぎ、商店街は全て閉まっていたが、ここロンドンだけは開いていた。

店内は昭和の定食屋で、メニューもまさに定食屋のそれ。ただ、店内は地元の人で混み合っている。2階のお座敷席に案内される。

味は、おかんが作る塩ラーメンみたいな、絶妙な物足りなさだけがあった。なお、同時に頼んだやきめしは美味かった。

時間的にはここで泊まりたいけど、明日、四国最南端を目指すので、もう少し南へ走る。

宇和島市で宿泊。

昭和のボロいビジホ。これくらいがちょうど良い。冷蔵庫の置き方が雑なくらいがちょうど良い。

四国、思ってたよりも大きい。

本日の走行距離 320km